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建設通信新聞社 HPより   2004831

会長に北條稔郎氏/構造設計の地位向上めざす/FASAが設立総会

 構造設計を専業とする設計事務所の全国組織・日本建築構造設計事務所協会連合会(FASA)が発足した。27日、同連合会の設立総会を大阪市北区の大阪市中央公会堂で開いた。仙台建築構造設計事務所協会(石川高穂会長)、東京構造設計事務所協会(榊原信一会長)、関西建築構造設計事務所協会(北條稔郎会長)、和歌山県建築構造設計事務所協会(日下仁志会長)、福岡建築構造設計事務所協会(三原克之会長)の5団体で構成し、会員210者でスタートした。連合会の初代会長には関西建築構造設計事務所協会の北條会長が就任した。今後会員数も拡大し、構造設計事務所の地位向上などをめざす。

 総会の冒頭、各団体の会長があいさつに立ち「全国の仲間たちと交流することから始めたい」(福岡・三原会長)、「会員増強のチャンスととらえている」(東京・榊原会長)、「東日本地区の会員増強も図りたい」(仙台・石川会長)――とそれぞれ連合会発足への期待を述べた。

 総会では会則案、2004・05年度活動方針案などを審議、承認した。役員選出では北條氏を連合会会長とし、その他4団体の会長を同副会長に決めた。

 総会終了後に懇親会も開かれた。あいさつに立った北條会長は「構造設計事務所の仕事は多岐にわたる一方で、厳しい立場に置かれている。その背景に、日本の場合アーキテクトとエンジニアの分離が厳密でないという点がある。連合会の発足はこうした状況を打破するための環境づくりだ」と設立の意義を強調した。

 04・05年度の活動方針は会員増強のほか早期にNPO(非営利組織)法人格を取得する。ホームページを使った情報の発信・交換や、大地震時の建物倒壊をゼロにする運動なども展開し、社会貢献に努める。

 連合会の事務局は、大阪市中央区の能勢建築構造研究所内に置く。問い合わせは同事務所電話・06−6229−5151。